Photon Serverのサーバーコードをデバッグするにはいくつかの方法があります。
1. まずサーバのファイルを自動的に更新できるように、Visual Studioプロジェクトの設定を行います。
プロジェクトのプロパティに移動し、[Build]タブでOutputパスを選択し、
Photonがdllを読み込むパスを設定してください。
(例:"E:\Projects\Photon\Server\deploy\Mmo\Photon.MmoDemo.Server\bin\")
2. デバッグには3つの方法があります。
1) デバッガーをアタッチする方法
Debug-> Processにアタッチ、PhotonSocketServer.exeを選択。
また、アタッチにはする際にはマネージドコードのみを選択してください。
ネイティブコードを選択した場合、デバッガをデタッチするとサーバ・プロセスを強制終了します。
次にアタッチを押してください。
2) コードからデバッガを起動。
Applicationクラス(Photon.SocketServer.Applicationを継承)で Setup() をオーバーライドして、次の行を追加します
System.Diagnostics.Debugger.Launch();
サーバーコードが起動されるときに、デバッガをアタッチするかどうかを尋ねるメッセージボックスを取得します。
この方法でスタートアップコードをデバッグすることができます。
3) 自動的にデバッガをアタッチ。
この方法はVisual StudioでF5キーをクリックするだけで、デバッガをアタッチできる方法です。
方法としては、ソリューションに、ダミーの空のC++プロジェクトを作成します。
main.cppを追加して、main()にはスタブを追加します。
次にスタートアッププロジェクトに設定します。
これをビルドするとサーバもビルドされるよう、プロジェクトの依存関係を設定します。
プロジェクトのプロパティにで、DebuggingタブでPhotonSocketServer.exeが配置されている場所にCommandを変更します。
(例:"E:\Projects\Photon\Server\deploy\bin_Win32\PhotonSocketServer.exe")
AttachにはYesを選択します。Debugger TypeはManaged Onlyに設定します。
(ネイティブと混ぜるとデバッガをデタッチする際にサーバ・プロセスを強制終了するようです。)
F5キーを打つと、コンパイル、サーバーの更新、デバッガのアタッチを行うことが可能です。
英語版のVisual Studioから当文章を書き起こしているため、
一部表記がことなる場合がございます。予めご了承ください。
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