この記事は、2022年12月19日に発表された記事、Photon reaches 1.4 Billion monthly playersを翻訳したものとなります。
このタイトルからもうお分かりのとおり、大都市の人口ほどのプレイヤー人口がPhotonを利用して感情をシェアしたり同時にリアルタイムで連携したり戦ったりしています。何百万人もの人がエンターテインメントのために構築されたシミュレーションで他の人と関わりあったり、職場で協力したり、単にソーシャル活動に勤しんだりしています。あらゆるシミュレーションにおいて数十年間の経験を持つPhotonは、最もその力が実証されたソリューションです。現在、14億人ものプレイヤーが、世界のあらゆる場所から、毎月当社のネットワーク上で関わり合っています。これは膨大な責任であり、当社がこれからも誇りにし続けることであります。
2022年の実績
2022年に、当社はFusionを発表しました。Unity Professionals用に作成されたハイエンドのステートトランスファーネットコードSDKで、リアルタイムマルチプレイヤーゲームの次世代を生み出すことを目的としています。60hzのサーバーシミュレーションで200人ものプレイヤーを1ルームでマッチングする、初となるエンドツーエンドの完全版マルチプレイヤーサンプルである、BR200を無料で提供しました。Unityと連携すると、Unityのデモページでプロジェクトをダウンロードすることができます。当社のサンプルページには、さまざまなタイプのシミュレーションに利用できる新しいサンプルを11本、追加でご用意しています。中でも、Fusion ProjectilesとQuantum Botsは、必見です。
Fusion Projectiles |
Quantum Bots |
Photon Quantumは、バージョン2.1のリリースをもって、新たなマイルストーンに到達しました。3D Navmesh、ルーム観戦、シェイプキャスト、新しいコリジョンソルバーなどはQuantumの新機能の一例に過ぎません。市場に出ている唯一の決定性マルチプレイヤーエンジンとして、Quantumは、世界のどこからでも、どんなデバイスからでも、32人以上のプレイヤーを伴って実行するのに最善のソリューションであることを実証してきました。Stumble Guyの大成功は、Quantumのスピード、精緻さ、そして正確さがあったからこそ達成されたのです。
9月には、Global Game Jamと力を合わせて、Multiplayer Game Jamを初開催しました。マルチプレイヤーゲームというのは究極に難しいものとされてきましたが、ゲーム開発者はそれが間違いであったとここで知ることになりました。75カ国以上からきた800人以上もの参加者が76のプロジェクトを提出し、8つのスタジオがアワードを受賞しています。こちらジャムの様子は、11本の動画から再生いただくことができます。
マルチプレイヤーコミュニティは広がり続けています。当社のDiscordサーバーは、プライベートとパブリック合わせて4,000人以上が参加しています。マルチプレイヤー関連のコミュニティとしては最大規模となっています。また、ゲーミングサークルメンバーのFAQとして、StackOverflowも発表しました。ゲーミングサークルにご参加いただき、最新のアップデートやサンプルをどうぞご利用ください。
Photon Dashboardに少し追加がありました。新しいプロジェクト管理機能で、チームメンバーの管理がより簡単に行えるようになっています。プロジェクトセクションでは、アプリへのアクセス権を持つ人を管理したり、編集権限のあるセクションを管理したりすることが可能となります。ご自身のゲームサークルおよびアプリサブスクリプションの管理もアップデートしてプランアップグレードがさらに簡単になりました。プロジェクト機能についての短い動画をご覧ください。
Photonチームも成長しています。当社のメンバーも11カ国、60人を超えました。当社はマルチプレイヤーのリーダーですから、まだまだ構築していくものが数多くあります。我々の目前に広がる今後10年間は、大きな意味を持つものとなるでしょう。
2023年の主なマイルストーン
皆さんの多くがご存じであるように、当社はロードマップを提供していません。準備が整った時が、そのタイミングであるからです。そして2023年には、いくつかのメジャーリリースがございます。当社は常にアクセシビリティと使いやすさを目標にしています。FusionとQuantumも、マルチプレイヤーネットコードのクオリティやパフォーマンス基準を設定していく立場でありながらも、全ての人にとって使いやすいものになるよう取り組んでいます。2023年の後半には、より多くの開発者に使ってもらえるように対象範囲を広げていく予定です。この大きな新プロジェクトの発表を、お楽しみに!
当社がこのように成長していけるのは、皆さまが作り上げている素晴らしいシミュレーションのおかげであることに他なりません。年内に更なるドキュメント、技術サンプル、サポートオプションをご用意して、皆さまにさらに高速で結果を出していただけるようなサービスづくりを目指しています。スピーディにイテレーションを行い、早期にリリースを実現し、うまくできたものを磨き上げる。当社も同じように取り組んでいます。
コミュニティへの日々のご協力に、心から感謝申し上げます!
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