Photon Server Performance Countersを使用して全てのUDP送信パケットサイズを計測したい場合、
「UDP: Bytes out」を参照してください。
こちらの 「UDP: Bytes out」は IPヘッダとUDPヘッダ(合計28byte)は含まれておりません。
UDPの送信パケット数の場合は、「UDP: Datagrams out」を確認してください。
補足情報として、下記ページを参照してください。
https://doc.photonengine.com/ja-jp/pun/current/reference/binary-protocol
MessagesはPhotonのメッセージを意味しています、対してDatagramsはパケットを意味します。
UDP: Datagrams out とUDP: Messages out の数字が同じの場合がありますが、これはメッセージの長さによります。
メッセージが短ければ、1 Daragramで複数メッセージを運ぶことは可能です。
逆にメッセージが長ければ、1メッセージを分断して複数Daragramで運ぶことも可能です。
「S2S: Bytes out」 と 「TCP: Bytes out」
ですが、それぞれServer-to-serverの送信Byte数とTCP送信Byte数を記録します。
LoadBalancingを起動する時は共に増加しますが、起動時には限られません。
補足:
設計上、Server-to-Serverの通信はTCPカウンターに含めません。
そして、Server-to-Serverの通信は送信側のみ記録します。
Master ServerとGame Serverが同じマシンという構成で実例にすると、
Server-to-Serverで10Byteの通信が発生する時、送信側はS2S Bytes out = 10 Byteの記録が残ります。
そして受信側ではTCP Bytes in = 10 Byteの記録が残ります。
次に受信側が10 Byteの返事をすると、TCP Bytes out = 10 Byteとして記録され、
送信側はS2S Bytes in = 10 Byteで記録します。
こちらのTCP通信はサーバーやアプリの構成と通信の種類によって、WAN側へ送信する・しない、両方も考えられます。
実例としては:
- クライアント側はUDPではなくTCPを選択した場合、もちろんWAN側へのTCP通信は発生します。
- サーバー間の通信はPublic IP経由の場合、パケットがWAN側へ送信することは考えられます。
(ルーター構成によって、次のHopもLAN側に戻ってくることも考えられます)
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